治療院日記

新着記事
2021年05月03日(月)   熊野神社

GWも通常営業しております。
たぶん暇でしょうから、古典の翻訳でもしていると思います。
もしくはYouTube動画でも見ていると思います。
肩こり腰痛等が酷い方はご連絡ください。

そういえば、近所の平凡な神社に羊がいました(※下の写真)。
この辺の空き地に羊が放たれているとビックリしますよね。
写真を見ると、どこかの牧場と勘違いしてしまいます。

どうやら草刈のためにレンタルされているようです。
羊は雑草を根から食べてくれるらしいです。
羊も喜ぶし、草刈にもなるので一石二鳥です。
いや、近所の子供達が羊を見に来て喜んでいますので一石三鳥ですね。
いやいや、私はインコが好きなので、そもそも鳥に石を当てられませんでした。

ともかく、ありがたいことですね。

2021年04月20日(火)   平日昼間は閉店状態

コロナの影響なのか。
当院の寿命なのか。
そろそろ廃業の足音が聞こえるようになりました。
まあ、体力的にもだいぶ落ちてきて、しばらく前からスローダウンしてきました。
いよいよ本格的に閉店に向かっているようです。

湘南台に店を出して21年。
その前から考えると30年弱くらいかな。
始終パッとしない道でした (T△T)。

でも、ちょっとは社会に貢献した気がします。
始まりあれば必ず終わりが来ます。
そろそろカウントダウンですかね。

ただ、こんなゴミ屑店主でも、コロナ廃業はちょっと嫌ですよ。
何というか、病気や私事で辞めるならいいんですが、コロナ廃業は経営者として後味がすごく悪い。
コロナを乗り切り、安らかに隠居するのが望ましい。
名誉ある撤退といきたいところです。
・・・貧困者の私には、そんな贅沢を言える状況でもないのですが。

一応、客ゼロでも、51歳の誕生日までは何がなんでも店を開けておくつもりです。
そうなると、あと2年弱です。
2年は長いなあ〜。

目標は後2年継続、念のため1年足して3年継続!

それともう一つは、近隣の学生さんが来院されていますが、その方達が卒業するまでは続けたいですね。
最近の大学は勉強が大変で肩こりからの緊張性頭痛などが多いです。
あと運動部等で頑張っている青年達も多少います。
将来、日本を背負う若者達です。
もちろん働く人のすべてが大事です。
頑張ってほしい。

一応、あらかじめ謝っておきます。
予約されていて、突然、入口に閉店の張り紙があるかもしれません。
そん時は申し訳ございません。
※一応、ご足労いただいた迷惑料として、相鉄ローゼンの商品券1000円を茶封筒に入れて、ドア左のポストに入れておきます。
予約した方のイニシャルを書いておきますので、ご確認の上お持ち帰りください。
・・・突然、閉店した時の話ですよ!!

最後の張り紙は、イラスト付きで華々しく散りたいと思っています。

今日は古典、漢文はなし、あっさりとした話でした。

2021年04月17日(土)   昭和62年

せっかくの休日なのに雨でした。
皆様も外出を控えたのか、今日は久しぶりに店が激混みでした。
予約を取れなかった方、申し訳ございません。
ずっと暇な日が続いていたんですが、こういう日もあるんです。
自分がどこかに行こうと思った時は、たいてい他の人も同じことを考えているんですよ。
毎日の通勤、GWやお盆が混雑するように、人は群れで動く動物なのです。

それにしても身体が重く、何をするのも辛い年になりました。
私も50歳、中高年の「高」のほうです。
元気な人は60歳でもフルマラソンを3時間で完走できたりしますが、私はもとが虚弱体質で動くのがしんどい。
クモ膜以下出血やら、首頭の骨折の後遺症もあります。
いつ旅立ってもいいように身辺整理をしています(笑)
私の遺品じゃなくて・・・昔の持ち物を整理していると、私にも若くて元気な時代があったのを思いだします。

そんな中、中学生のころの定期貯金の明細がでてきました。※写真下。
驚いたのは、その利息です!

昭和62年、金利5.75%、しかも非課税。

この協和銀行には20万円ほど貯金していましたが、年間の利息が11500円。20万で年間1万円以上増えるのです。
しかも、マル優なので非課税です。
マル優というと障害者や高齢者の非課税枠だと思うかもしれませんが、昭和62年までは誰でもマル優枠を900万まで利用でできました。また、協和銀行を知らない方がいると思います。1991年まで存在した銀行で、りそなの前身です。

それにしても20万で毎年1万円、200万で毎年10万円もの利息が付いたのです。
貯金額を増やして、5年、7年、10年の長期で定期を組むと金利が7%以上になります。
昔は黙っていても貯金が増えたのです。
今の老人世代が貯金しろというのもうなずけます。

まあ、私は20万円を3年預けて3万6千円程度を得ましたが、それでも十分ありがたいです。
ファミコンソフト7本買えますからね(ゲームソフト一つ五千円)。
すごい時代でした。
ちなみに、昭和62年(1987年)の国民年金の月額保険料が7400円です。
さらに昔、私が生まれた1970年代は月額保険料が500円〜1000円でした。
好景気に加え、子供や大人が多くて老人が少ない時代でした。その為、社会保険料が激安です。それでいてサービスはそこそこ充実していたんですよ。
しかも、消費税ゼロ。
今とはまったく違う時代ですよね。

その昭和62年といえば、バブル景気(※)の初期です。
当時は土地も急騰しつづけました。
給料もボーナスも上がりつづけました。
そのような前時代に、今の年金制度や医療制度ができたのです。当然、今の時代に合うはずがありません。

そして、90年代のバブル崩壊で日本経済の成長が止まり、今日にいたるデフレの長期不況が始まったのです。
今など銀行に100万預けても1円にもならないでしょう。
こうなると貯金を活かすとしたら、株や外貨を持つしかないでしょう。
当然、リスクはありますが、時代の流れですからね。

今後どうなるのか?
そこで易経です(笑)
とはいえ、占うのではありません。
易は自然法則を長い年月、観察してできた道徳、哲学の本で変化の書と言われています。
時代の変遷を知ることが易の本道です。
そして、易では物事は変わり易く。そこに不変の法則性があります。そして、変化を知るのは難しくはないと説いています。
それを易の三義と言います。

易一名而含三義、易簡一也、變易二也、不易三也。

後漢の鄭玄という学者が易の三義を述べ、今の周易の基本理念になっています。
※厳密に言えば、鄭玄は易経からエッセンスの一つを抽出した理論を公認した感じかな。
・・・くどくど、すみません。

つまり、四季が移り変るように物事は必ず循環します。好景気、不景気もそうです。
春の次は夏がくるように、その変化には一定のきまりがあります。
そして、夏の次は秋が来ると言うように、誰にでも分かり易いのです。

そういうことなんですよ。
いずれはデフレの冬が終わり、好景気の夏が来ます。それは春の芽生えを兆候として予想できるのです。

そろそろ好転し始めて日本経済も回復してくるかもしれません。
でも、問題なのは少子高齢化です。

春を迎えて暖かく散歩するのによい季節になりましたが、経済の春はまだまだ先かもしれませんね。

※バブル景気1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの4年間に起きた資産価格の上昇と好景気。

2021年04月03日(土)   占断、山雷頤の初爻A

2月に店の存亡を占って出た卦が山雷頤(さんらいい)初爻(写真左下)。
卦辞の解説までして続きは放置したままでした。
というのも二月から次々と艱難に見舞われました。
きつかった。
一応、易経の翻訳や日々の生活は何とか守れましたが、日記を更新する気力も体力もありませんでした。
ようやく日記を書く気になったのですが、時間が空いてしまい続きを書く意欲が消えてしまいました。
とは言え、途中で終わっては気持ち悪いです。
そこで前に訳した部分を張り付けて、さっさと解説して終わりにします。

以下の文はだいぶ昔に書いたものなので、今読むとイマイチですね。
書き直しかぁ。
夏頃には書き上げたいので頑張ってやらないと。
原文、(訓)読み下し文、(訳)現代語、解説の順です。
------------------------------------------
(彖傳)
彖曰、頤貞吉、養正則吉也。觀頤、觀其所養也。自求口實、觀其自養也。天地養萬物、聖人養賢以及萬民。頤之時、大矣哉。
(訓)彖に曰く、頤は貞しければ吉なりとは、正しきを養えば則ち吉なるなり。頤を觀るとは、其の養う所を觀るなり。自ら口實を求むとは、其の自ら養うことを觀るなり。天地は萬物を養い、聖人は賢を養いて以て萬民に及ぼす。頤の時、大いなるかな。
(訳)彖伝によると、頤は正道を守れば吉とは、正しく養い吉になるのである。頤を観るとは、その養う目的を観ることであり、自ら口実を求めるとは、その養うべき手段を観ることである。それは天地が万物を養い、聖人が賢者を養い万民に影響するように、頤の時は偉大である。
※解説、養う目的、手段、時の重要性を説いている。親は子を養い、国は民を養う。ただ養うのではなく正しく養うのである。そこに歪んだ目的や卑劣な手段があってはならない。
(象傳、大象)
象曰、山下有雷頤。君子以愼言語、節飮食。
(訓)象に曰く、山下に雷有るは頤なり。君子以て言語を愼み、飮食を節す。
(訳)象伝によると、山の下に雷雲がある象が頤である。君子は言語を慎み、飲食を控える。
※解説、雷雲が草木を育むように、君子は自ら倹約して富を民に施すのである。
爻辞(象辞)
初九、舎爾靈龜。觀我朶頤。凶。(参考)タイトル、宝の持ち腐れ
(訓)初九は爾(なんじ)の霊亀を舎て、我を観て頤(おとがい)を朶(た)る。凶なり。
(訳)初九は、汝は神聖な霊亀を捨て、我を見上げて顎を垂らしている。凶である。
※解説、初九は剛陽、正、六四が応じている。初爻は口を大きく開けた下顎に当たる。初九は素質はあるが、知恵の象徴である神聖な亀を捨ててしまう。そして、だらしなく上(六四)にすがろうとして凶である。爻辞の我は六四(陰爻の小人)のことを指す。爻辞は自らの成長を放棄して堕落することを戒めている。
(象傳、小象)
象曰、觀我朶頤、亦不足貴也。
(訓)象に曰く、我を觀て頤を朶るとは、亦貴ぶに足らざるなり。
(訳)象伝によると、我を見上げて顎を垂れる人は、もはや貴ぶに足りないのである。

※細かい事ですが、個人的には初爻の爻辞は「舎爾靈龜、亦不足貴也、凶」このほうがカッコイイ感じです。山雷頤の占断としては「觀我朶頤、凶」の方がいいのでしょうけど。
---------------------------------------------
まあ、こんな感じですが、さっぱりわからないと思います。
易は陰陽の記号からストーリーが作られますが、それが難解な上、古代の漢文そのものが分かりにくいです。
とりあえず、現状で私の店の存亡は・・・私の意に反しますが、頑張ってやれ!ということです。
もちろん、私のできる範囲、年齢に応じて縮小せざるを得ないですが。
でも、占って良かったです。
この山雷頤の初爻でお世辞にも褒められた気がします。
それは「舎爾靈龜」の部分です。
汝の持つ知恵の象徴である神聖な亀を捨ててしまう。
それは貴ぶべきことではなく凶であろうと(亦不足貴也)。

私は神聖な亀など持っていないと思いましたが、何十年も地味にやってきたのはまるっきり無駄という訳ではないのでしょう。
知恵の象徴である神聖な亀、私にとってはちょっとした経験のことですかね。
皆さまも同じでしょう。頑張って生きていれば、誰でも神聖な亀を持っているのでしょう。
その神聖な亀を簡単に捨ててはいけない!と易経では説いています。

とまあ、所詮はお遊び占いの啓示ですが、天が示してくれたと考えるなら、とてもありがたいことです。

とりあえず、地味にでも続けたいと思います。
でも、今日は気圧の変動でめまい耳鳴りが酷かった。
クモ膜下と首頭の骨折の後遺症はきついです。
小さく地味に営業していきたいと思います。
その代わり若い治療家には頑張ってもらいたいです。

コロナ禍で治療業界は厳しい状態にあります。
こないだもグーグルマップに写真載せませんか?と電話が来ましたが、確かに宣伝効果はありそうですね。
業界の市場拡大は若い世代に頑張ってもらいたいです。

今後も私の神聖な子亀を大事にしたいと思います。
亀は飼っていないので、写真右は家のボタンインコの写真を載せておきます(笑)。
カラフルなインコは運気を上げる鳥だと思います。

2021年02月07日(日)   占断、山雷頤の初爻

当店の存亡を易で占った結果、山雷頤(さんらいい)の初爻を得ました。
易は八掛という陰陽を三本組み合わせた横棒を上下二つ組み合わせて64の物語から成ります。
さらに64の物語が6段階で構成されて384の話になっています。
前回の山雷頤というのは、上掛が山、下卦が雷という八掛の属性で、初爻は6段階の最初の話になります。
まあ、その辺はどうでもよくて内容は以下です。

頤。貞吉。觀頤。自求口實。
(訓)頤(い)は、貞しければ吉なり。頤を観て、自ら口実を求む。

この部分を掛辞(かじ、けいじ)といいます。
ここが占断の基本となります。
訳と解説は前回と重複しますが、もう一度掲載します。

訳)頤は、正道を守れば吉である。養う相手と目的を見定めて、自ら適する手段を求めるのである。
※解説、卦の形が口に似ていることから頤である。頤は顎のことである。上卦が艮で止まる、下卦が震で動く意味からも顎でもある。そして顎は食べる器官であり、食べることは身体を養うことである。そのことから頤卦は養う象といえる。卦辞の「口実」とは口を満たすことである。そして、食べる物は米や魚などの食物だけではない。精神の栄養となる徳を食べなくてはならない。また、養う際に大切なのは、正しい手段と正しい目的である。動物は本能的に食べるが、人は考えて食べるのである。

短い原文から文章が膨れ上がるのは、漢字の含蓄作用と、次の彖傳という部分の解説、原文の解説書が古代からいくつもあり、それらを合わせているからです。それと八掛(易の記号)の象(形)から連想して付け加えています。

噛み砕いて説明すると、まず店の存亡を占ったので、頤=顎というのは、店は利益を生み生活の糧としている訳です。
世の中のありとあらゆる仕事は、大なり小なり利益を得ます。
バスの運転手も自分の生活のために運転している訳です。
スーパーのカート運びのバイトも生活費の足しに・・・まあ、飲み代や老後の生きがいという人もいるでしょうが。
しかし、稼ぐのは良いことですが、もっと大事なのは、その手段なんです。
動物なら本能のまま狩りをするのですが、人の場合はそうではありません。
この卦では「考えて食べるのだ」と説いています。
つまり、働くということは正道を踏まなくてはならないのです。
無理やり売りつけたり、転売して他人の迷惑になる行為はダメということです。
例えば、カート運びだと、カートを盗んでどこかに売ればもっと稼げるかもしれません、しかし、それは人徳に背き、いつか必ず咎めを受けます。
手段を問わず稼げればよい訳ではありません。
確かに、そんな悪質商売が蔓延する社会では、まともな暮らしなどできませんよね。
稼ぎ方が大事なのです。

つまり、私の店の存亡は、まず相手の為になる仕事でなくてはダメということです。

・・・どうです?
易は占いだけど、江戸時代に学問として、道徳哲学の筆頭に挙げられていた理由が分かりませんか?
しかも、三千年まえの殷、周時代の人が考え、貴重な帛書に記された話なんですよ。
ありがたいことです。
易は占いだけど、爺さんの説教のような学問の本なんです。
我が国では江戸期に侍から庶民まで徹底して叩きこまれた道徳。
これが現代の日本人の意識にいまだに受け継がれているんですよ。
・・・今のところ。

つづきは次回。
写真は江戸の木版本、易経で、今回の占断の所です。
今日は一番左の写真の赤枠、最初の句です。

てきとうな日記を書くところなんですが、堅苦しいし、長いし疲れると思います。
・・・読まない方がいいかもしれません。
私も書いていて疲れます。
・・・肩がこったので鍼でもしないと。

- WebCalen -