店日記

水山蹇、上爻
2018年03月09日(金)
相変わらず暇です(泣)
まあ、私は怪我の後遺症で冬は体調が悪いので丁度良いのですが、連日、さすがにここまで暇だと凹みます。
そこで気分転換に易占いを(すみません)

そうそう、私にとって易占いは未来を知る為ではなく、悩みを断ち切り、頭を切り替えるスイッチのようなものです。
雑誌の星座占いを見るような感じです。
趣味、遊びです。
とは言え、得た卦は心に残ります。
ちなみに卦は「か」と読みます。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」は易の事です。
他に、相撲の「はっけよい」は、易の「八掛が良い」が語源と言われています。
歴史があって面白いですよね!

水山蹇(すいざんけん)、上爻(写真下)

春の当治療院について占って出た卦です。
「蹇」かぁ・・・良い卦ではないですね。
蹇の意味は足が不自由、悩む、障害の意味です。
う・・・ショック!
でも上爻(赤丸)なので出口が近いのかも。
具体的な話はこうです。

進むと困難に会い、退いて大人の助言を得て吉。
※上六、往蹇、來碩。吉。利見大人(原文)

何故、写真の図象(卦象)から、このストーリーになるのか?
つまり、易は卦象から読み解くのですが、その法則は複雑で説明すると長くなるので今回は省略します。

水山蹇は、足元に山、先に水の困難な時です。その苦難の道ですが出口付近(上爻、6段目)にいます。
しかし、ここで前進せず、一息ついて良いアドバイスを聞くのがベストという話です。

大人(だいじん)とは、見識のある人、あるいは本、今ならネット情報なども含まれるでしょう。
今は辛いが焦らず情報を集めて静かに過ごすべきとの事です。
もともとそのつもりでしたが、そう言われれば安心します。
かと言って、体調が悪い事を理由にだらだら過ごすのもダメという事ですね。

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