店日記

三葉虫2
2019年03月25日(月)
春になると易経の本づくりを始めるのですが、今年はやる気がでなくて化石ばかり眺めています。
人生の疲労というか何というか。
この写真の三葉虫の化石はたいした物ではないのですが、眺めていると癒されます・・・鍼以上に。

5億4000万年前、カンブリア紀から続く悠久の時。
それに比べると人生なんて、せいぜい80年〜100年です。
あっという間です。
そう考えると、まだまだ頑張れる気がしてきませんか?

写真左はエルラシア、キンギという三葉虫で安価に手に入る化石です。
このエルラシアは2センチ程度です。
写真に2匹いますが、左と右で形が少し違うと思います。
実は左は顎なし、右は顎ありです。
この顎(自由顎)が欠損している化石が多く、右の顎有は希少価値があります。
顎有の方が卵型の三葉虫で可愛らしいですね。

右写真は、この化石上部を拡大したものですが、赤丸の部分はペロノプシスらしき三葉虫がいます。黄色の丸は小さいエルラシアだと思います。
この母石はいろいろいて面白いです。

5億年前の古い物が1000円程度(顎なしエルラシア)で買えるので、長寿のお守りにも良いと思います。
・・・気持ち悪くなければ。

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