治療院日記

三世相大鑑
2020年02月03日(月)
江戸、大正、昭和の初期くらいまで、各家庭に一冊はあったかもしれない本があります。
「三世相大鑑」という家庭用の占い大辞典で、私は江戸、大正の古書を持っています。
昔はお婆ちゃんが行事の度、旅の時に方角の吉凶、日の吉凶などを調べていました。
写真は、大正期の三世相の1ページですが、旧仮名と旧字体の漢字なので読みにくいです。
江戸期よりはマシなんですが読みづらい。

右1行は、
「他国への売買に行く方角吉凶の占い。」
と書いてありますが読みにくいですよね。

2行名は、
「たとえば、今年の何れの方へ・・・・」
の「方」の読み仮名は「かた」ですが、その変体仮名はわかりにくいです。

でも、大正までは、まだマシです。
江戸期は変体カナだらけ。
ひらがなが統一されていないので読むのはかなりきついです。

1900年(明治33)の小学校令施行規則により、ひらがなは一音一字に統一されたため、変体仮名は消えました。
それでも日本語はひらがな、カタカナ、漢字と文字が多い。
昔は漢字も旧字体、読み下し文、漢文と大変でした。

日本は文字に関しては難易度が高いですよね。
賢くなったのは、文字の複雑さが原因なのかもしれません。

春になると、私は易経の翻訳を始めるのですが、
半年以上、漢文から離れると忘れてしまいます。
久しぶりに易の原文を見た瞬間に、もうやめよう!と思ってしまいます。
早く翻訳本を完成させたいのですが、いつになる事やら。

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