店日記

つづき、泰の極み、否の極み。
2020年05月08日(金)
最近はずっと暇です。
自粛すべき時なので良いと思います。
でも、今日は少し来客が多いようです。
単なる偏りだと思います。

それにしてもあっさりGWが終わった感じですね。
コロナ騒動以外、何事もなく。
この時期、私は毎年、行楽や帰省などの交通事故などを心配します。
今年は外出せず、事故も少ない。そこだけは良かったと思います。

さて、前回のつづきで易経の訳になります。
コロナの状況に合う話です。

城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。

訳すと、こんな感じになります。

城が崩れて堀に還る。戦いを仕掛けてはいけない。領地から諫言がでる。正しくても恥をかく。

解説すると、安泰の時が終わり、いままで築き上げた物が崩壊する。積極的な行動はしないほうがいい。あちこちからクレームが来る。国が正しい政策をしても恥ずかしい失敗を繰り返す。

今の日本、いや世界情勢にピッタリですよね。
築き上げた平和がコロナで崩壊して、国が政策を考えても失敗と。
これが安泰、平和の極みに起こる現象です。
疫病、洪水、戦争・・・いろいろあります。
そこでどうするか?

この易の卦の彖伝に対策があります。
以下。

彖曰、泰小往大來、吉亨、則是天地交、而萬物通也。上下交、而其志同也。内陽而外陰。内健而外順。内君子而外小人。君子道長、小人道消也。

続きは明日。

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