店日記

頑張るブームは完全に終わった
2021年06月14日(月)
本当に申し訳ございません。
今日も陰鬱な話になります。

先週末はお客様がそれなりに来られました。
ありがとうございました。
今日は、いつもの暇に戻りました。
私は疲れが取れず、本日はゆっくりさせて頂きました。

・・・そして、最近、客商売をしていると、しみじみ感じるのが少子高齢化の影。

中高年は疲れています。

気圧の変動、雨、湿度、気温差、PC、スマホ・・・そして、家事、仕事の疲労です。

昔は大家族で、若い人がいて家事を分担していました。
会社では、若手が前線で頑張り40歳を過ぎると、楽な後方支援の仕事にシフトされていました。
ところが、今や、そんなのは完全消滅しました。

中高年が重労働を続け、若い人は入ってこない。
同僚はギックリ腰、神経痛や動悸、突発性難聴で突然の休職、さらに、実家の高齢の親から電話・・・入院するので来てくれと。
もはや同僚にガンバレなど言えない。
むしろ、「休ませてくれ」と嘆く有様です。
育児、介護、共働きの三重苦の世帯も多い。

気鬱さを暴露しているのは、私だけじゃないんですよ。
社会全体が疲れている。

昭和のガンバレ!若いうち苦労すれば後で楽できる!
そんな風潮は完全消滅。
長く生きるほど、仕事、家事、介護などの苦労が増える。
それが令和の日本社会ではないでしょうか。
もちろん、それはしょうがないことです。
嘆くべきではないのでしょうが。
いや、嘆くべきだと思います。

もちろん悪い兆候ばかりではなく、今の日本に昔にはない良い兆しも感じます。
物事には必ず、短所だけなく、長所もあります。
それについては後ほど。

追記、またつまらない話を書いてしまいました。
闘病中のアントニオ猪木の写真を見て、いろいろと考えさせられました。
もう、私のような中高年は、無理に元気なフリをしなくていいのです。

あの猪木が、弱々しい姿で・・・げっそり。

元気ですか!の猪木が・・・もう休ませてくれよ、と。

では、また。

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