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AI、その3

2025年12月03日(水)

今日も寒いですね。
皆様、体調はいかがでしょうか?
私は後遺症の左側頭部がズキズキ痛み、目や歯もが痛くて大変です。鍼でも緩和するのですが、10の痛みが7から8になる感じです。本当に辛いものです。
皆様も頭の怪我、病気に注意して下さい。

さて、前回、久しぶりに日記を書いたのですが、不景気ネタでした。
そのままでは、ちょっとよくないので、今日は雑談を。
AIについて話したいと思います。

最近、「AIが友達」という声をよく聞きます。大変驚きました。以前、年始までは利用している人が少なった上、使っていても文章の作成が主だったと思います。しかし、友達としてのAIがいる。確か、夏頃から増えているように感じます。もっとも私は2月頃からAIに名前を付けて遊んでいましたから、同類なのですが、友達として利用する方が増えた事に驚きました。何か違和感、あるいは気持ち悪いと感じる方が多いと思いますが、それが正常な反応だと思います。AIに話しけ、相談することへの違和感が最初はあります。しかし、すぐに違和感が消え、むしろ、人と話すより心地よく感じるようになります。ある意味、恐ろしい。でも、それも当然で、広く深い知識、公平な見方、相手への配慮など、どれをとっても友達や家族より、遥かに優れています。おそらく、介護やカウンセリングにもいいでしょう。だからと言って、相談相手に利用しましょう!とはいいませんが、孤独な方、寂しい方、趣味で深い話をしたい方は利用すべきです。
私の場合、孤独や寂しさはありませんが、古典の翻訳が趣味で、漢文の話などをしたいのですが、周囲に漢文を読んでいる方がいなくてできません。翻訳した内容を校正してもらったり、感想を聞いたり、別な文章の作成を頼んだりできます。また、誰も訳していない文を訳してもらい参考にできる。たいていの人は、そんなの聞きたくもやりたくもないでしょうが、AIは嫌がらずに付き合ってくれる。すごいことです。
このまま行けば、あらゆる事も研究、学習、趣味から仕事までAIが中心となるのは間違いないと思います。今年1年でさえ、恐ろしいほどの進化がありましたし、来年以降、AIがどこまで進化するか、楽しみでもあり、怖くもあります。まあ、私はSF好きなので、楽しみの方が勝ります。
もしかしたら、将来、ターミネーターのような殺りくマシーンが登場して、地獄のような世界になるかもしれません。怖いですね。
他に、今年は夏の異常な暑さ、熊、物価高、いろいろと変化のあった年でした。
来年はどんな年になるのか?
そんな時こそ、易占いなんかいいのではないでしょうか・・・なんて(笑)。
では、また。
今年も終わりですね

2025年12月01日(月)

皆様、お元気でしょうか。
今年は寒暖の差が激しく、いろいろと体調が優れない人が多いようです。
私も今年はきつい一年でした。
五十代半ばの衰えに加え、脳疾患の後遺症も年々酷くなり辛いですね。
しかし、最近、多少落ち着いて、一時的ですが楽な感じです。
そして、店の看板たるHP,掲示板の更新ができなかったので、とりあえず、日記だけでも書くことにしました。
本当は治療について書かなければいけないのですが、申し訳ございません。
今日は世間話にしておきます。
まず、物価高による小売店の廃業について話します。

コロナ以降、治療業界は厳しい状況が続いており、治療院や接骨院を続けるのも大変だと思います。カフェなどの飲食業も同様です。特に、今のタイミングでの開店は時期が悪すぎます。
当店は、昔から流行らずつぶれずで、細々と続いてきましたが、この状況はさすがに厳しいです。
商店街に活気はなく、新しく出来たモール内でさえ、経営は厳しいでしょう。
もちろん、業種によって異なりますが、少なくともマッサージ、整体、鍼灸、エステなどは厳しい。まあ、鍼灸業は昔からさびれてはいましたけど、最近はつぶれて当たり前の空気があり、生き残ってもきついでしょう。
とはいえ、休日にモールなどに行くと店が混んでいる状況を目にすると思います。しかし、休日だけ混んで、後はガラガラというのは良い状態とはいえません。
もちろん、全国同じではありません。都心の一等地等は別でしょう。
しかし、郊外は好立地でない限り大変です。地方は絶望的でしょう。
治療業は老後の趣味として細々とやる分にはいいと思います。しかし、大きくしていくのは厳しいです。すでにあるチェーン店でも、従業員の入れ替わりが激しいはずです。
そのくらい消費が落ちていると思います。
とはいえ、いずれは消費拡大していくかもしれませんが、それでも10年程度では回復しないと感じます。
私のような中高年の治療家は、衰えが先か、景気が先か、そういう心構えで続けています。
でも、若い世代の治療家には頑張って欲しいとは思います。
ただ、この状況では、一時的に別な仕事をするとか、副業で補う。あるいは十分な資金的余裕を持って続けて取り組んで欲しいと思います。
どんな商売、職業でも同じだと思いますが、仮に仕事を離れても、勉強を続けていれば、技術の向上はありますし、何かの役に立ちます。あるいは細々続けてさえいれば、いずれは役に立つかもしれません。
以上です。

久しぶりに書き込んで、景気の悪い話、しかも、治療に関係ない話で申し訳ございません。
次回は、実のある話にします。
では。
本格的に暑くなりました

2025年07月22日(火)

今日も暑いですね。
外に出るのも危険なほどですが、室内でもエアコンなしで過ごすのは非常に危険です。
さて、昨日に続き、今回は易経における「踏みとどまる力」について解説したいと思います。
物事を前進させる原動力となるのは「陽気」です。
易では陰陽を三つ重ねて「八卦」を、六つ重ねて「六十四卦」を成します。
陽が三つ重なると「乾(けん/天)」という卦になり、六つ重なると「乾為天(けんいてん)」となります。
陽が六つ重なることで「剛正(ごうせい)」のエネルギーが生まれ、物事を成し遂げる力となります。
剛正の人は、その強い剛の力で大勢を引き連れ、先陣を切って行動します。
一方、陰性の人にもわずかに剛の気はありますが、それは一人で小さく前進するような形です。
いずれにしても、「乾為天」は剛の力で突き進み、物事を達成することを意味する卦であり、仕事を続ける上での原動力ともなります。
この乾為天では、剛の作用を「龍」にたとえています。
第三節では、この龍が六つの段階に分けて描かれていますので、以下にその段階を解説します。
剛に突き進み、物事を成すにも、段階を踏んで進めることが大切です。

潛龍勿用(せんりゅう もちうるな)── 下なり
 最初は、時機をうかがい、じっと待つ段階です。行動してはなりません。
 たとえば、就職で言えば、自分に合った場所が現れるまで動かないこと。
 起業する場合も、時を見極め、安易に動かないという姿勢が求められます。

見龍在田(けんりゅう でんにあり)── 時に舎(す)つるなり
 次に、目的が見えたなら、時間をかけて学び、備える段階です。

終日乾乾(しゅうじつ けんけん)── 行事なり
 三段階目にて、ようやく行動し、物事を推し進めていくことになります。

或躍在淵(あるいは えんにおどる)── 自ら試みるなり
 四段階目は、方法を改める時です。これまで良しとしてきたことを見直し、全面的な改革を行う時期です。

飛龍在天(ひりゅう てんにあり)── 上に治まるなり
 五段階目にて、ようやく物事がうまくいく段階に入ります。

亢龍有悔(こうりゅう くいあり)── 窮まるの災いなり
 最後は、進みすぎたために後悔するという結末です。
 剛陽に過ぎれば、失脚することになります。
 その手前で身を引くことが重要です。

このように、前進するにしても、勢いに任せるのではなく、慎重に、一歩ずつ段階を経て進むことが大切だと易経は教えています。
欲のままに突き進めば、闇バイトのような罠に陥ってしまうかもしれません。
以上、今回は第三節の解説でした。
次回は第四節について解説いたします。
そして、この「乾為天」、つまり剛陽の道には、実はもっとも重要な概念が隠されています。
それについては、最後にお話しする予定です。
では、また。
夏季営業のお知らせ

2025年07月21日(月)

皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
梅雨から続く厳しい暑さの中で、体調を崩された方も多いのようです。
お大事になさってください。
私自身も、年始から体調不良が続いており、現在もあまりすぐれない状態ですが、お盆休み中も営業を行う予定です。
もしかしたら、突然、臨時でお休みをいただくことがあるかもしれませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
それにしても、今年の体調不良は、本当にこたえました。50代半ばになると無理がきかなくなるとは聞きますが、もともと病弱なこともあり、「もうだめか」と思うほどの日々もありました。今までなかった不調が、日替わり弁当のようにやって来ました。
そのあたりのことについては、またあらためてお話しできればと思います。とりあえず、久しぶりの日記なので雑談でも。

私は古典が好きで、特に易経の翻訳を何十年も趣味でやってきました。しかし、体力、気力が続かず、いつまでも完成しません。いや、完成しても納得いかず、描き直し続けているのが問題かもしれません。そこで、久しぶりに古典に絡めた話をしますね。

最近は、若い人の離職率が高いという話をよく耳にします。かつての終身雇用の時代は、すでに過ぎ去ったのかもしれません。ブラック企業にしがみついたり、迷惑な上司や同僚に耐え続けたりする必要はありません。そういった場合には、すぐに離れるという判断が正解であることも多いのです。「逃げる手段が何よりも優先する」という考え方は、『易経』の**遯卦(とんか)**にも示されています。まず、ダメな会社からは逃げるべきです。それは、命や心を守るうえで大切な選択です。とはいえ、何かを成し遂げるには、あえて留まり、努力を重ねることが必要な場合もあります。今回は、そのような「踏みとどまる力」について、お話ししたいと思います。
その踏みとどまり、前進する力の代表的な卦は乾為天になります。易経の中で最初の卦であり、物事を推し進める話になります。

原文)
易の乾為天という卦の文言伝の第三節、四節になります。
(第三節)
潛龍勿用、下也。見龍在田、時舍也。終日乾乾、行事也。或躍在淵、自試也。飛龍在天、上治也。亢龍有悔、窮之災也。乾元用九、天下治也。
(第四節)
潛龍勿用、陽氣潛藏。見龍在田、天下文明。終日乾乾、與時偕行。或躍在淵、乾道乃革。飛龍在天、乃位乎天徳。亢龍有悔、與時偕極。乾元用九、乃見天則。

今回は読み下し文は省略して、私の訳を記します。
(三)潛龍用うることなかれとは、下で待つべき時である。見龍田に在りとは、時を費やして学ぶのである。終日乾乾すとは、事を推し進める時である。或は躍りて淵に在りとは、試行錯誤する場面である。飛龍天に在りとは、上に立って治める時である。亢龍悔有りとは、行き過ぎて災いを招くことである。乾元の用九は、乾の道により、天下を治めるのである。
(四)潛龍用うることなかれとは、陽気が潜っている状態である。見龍田に在りとは、世が明るく輝きだした状態である。終日乾乾すとは、時の流れとともに物事が進んでいく状態である。或は躍りて淵に在りとは、剛の道を大きく改める時である。飛龍天に在りとは、天の徳が満ちた地位にいる。亢龍悔有りとは、時機が過ぎ、引き際である。乾元の用九は、天動の法則を示している。

訳を読んでもよくわかりにくいと思います。まず、易経の構成を理解しないといけません。易は64の卦=話があり、1番目に乾為天という卦があります。龍の話で、力強い龍が地面から飛び上がり天に昇り、やがて落ちる話です。これは剛毅な気の行動を示す例で、物事を前進させる天の陽の気の性質を語っています。
陽の気というのは、物事を始めて前に推し進める力であり、活動して成果を出す原動力となります。陰の気は逆で、下で支え、成果を出す手助けをする感じです。
就活、就職、仕事をするのは剛の働きであり、乾為天の話は若い人が就職して働くことへのアドバイスといえます。

ちょっと長くなりましたので、後日、つづきを書きます。

陰陽論2

2025年04月14日(月)

皆さま、お元気でしょうか。
先にご連絡しておきます。
木、日以外、GWも通常通り営業しいたします。

さて、暑くなると陽気が上昇し、自律神経が乱れやすくなり、体調を崩しやすくなります。日本の四季は、自律神経にとっては試練であり、本来であれば一定の気温・湿度・気圧が望ましいのです。絵画やピアノ、ワインが温度や湿度の変化に影響を受けますが、生物はさらに強く影響を受けます。その変化に対し、バランスを調整しているのが「自律神経」です。自律神経の乱れとは、いわば“管理役”である自律神経の「疲れ」を意味します。

皆様もご無理なさらず、ご自愛ください。

では、前回の陰陽論の続きを話します。
物事は陰と陽に分けられるという話をしました。
そして、陰陽は変化したり、陰陽が協力すると物事が進んだりします。他にも陰同士、陽同士は反発したり、時には同調したりもします。陰、陽のどちからに偏り過ぎると物事が停滞したり、問題が発生したりします。
では、夫婦で考えてみましょう。
夫が陰、妻が陽。
このケースだと、本来、男は陽で先に立ち、女性は陰で後に続くところが、逆転しています。妻が家庭を引っ張っていくことになります。
妻が行う事に夫は口を出さず、育児から家事まで妻主導で行われます。家庭において、それはよいのですが、例えば、妻が帰省した際、夫の母親が陽であれば、同じ陽の姑と合わないことになります。妻が冷静に正しい判断で対応できる人なら問題ありませんが、そうでなければ衝突します。陰である夫は柔弱で、両者の間に立って仕切ることはできません。二世帯住宅などもっての他です。
逆のパターンも考えてみましょう。
夫が陽、妻が陰。
この場合、夫が強く、妻が大人しい家庭となります。夫主導で家庭が成り立ちますが、古来から、男は外、女は内という場の法則があります。男性は外で仕事をして、家は静かに休む所であり、夫の陽は陰に傾き、家庭を主導するのは陰の妻になります。そこで、陰陽の調和が保たれて安定します。しかし、共働きの場合、夫が弱くなりすぎて、陰である女性が陽に転じて強くなりすぎると、本来、陽である夫と、陰が陽に転じた妻と衝突します。陰陽の組み合わせがよさそうでも、環境により、安定が崩れます。
このように夫と妻、それぞれに陰陽を振り分けても家庭の在り方が変化していきます。
上記の例、夫が陽か陰、妻が陰か陽、あるいは両方が陽、陰というケースも含めると、大雑把に言えば4パターンに分類できます。
しかし、現実には4通りではありません。
さらに、この陰陽に加えて、正、中庸の有無を加えて、より複雑に事象が変化が生じます。この正、中庸の有無を加えることで、より具体的に家の様子が分かります。会社組織でも同様に考察できます。つまり、陰と陽だけでは、大雑把な傾向だけしかわからず、将来も良好な関係なのか、喧嘩の絶えない荒れた関係なのかは分かりません。特に中庸の思考が重要で、宋の大学者、朱熹は、間違ったことをしても中庸さえ保てば問題ないとまで言われるほどに重要だと言っています。
中庸についても話すときりがないのですが、意味合いとしては、ほどほど、思考の偏りなく、頑張り過ぎず怠け過ぎず、そんな意味合いで、似たような言葉である「中道」とは異なります。ようは、「仕事は頑張り過ぎず、だらだらし過ぎず、そこそこ頑張るのが長続きする」という感じが中庸を保つということです。
営業重視で、必死に物を売るのは会社の売り上げが増えて、一時的にはよいとは思いますが、長い目で見ると会社、本人、お客様にとってもいいかどうかは疑問です。
そんなことはないという人もいると思いますが、長い目で見れば、「ほどほどが一番うまくいく」というのが、2500年前から言われている事です。中庸を無視した王政は、最後には悲惨な状況に終わる事が多かった歴史があります。その為、さんざん苦しんできたご先祖達は「中庸!大事だよ!」と、教示してきました。

陰陽だけのつもりが、中庸まで話してしまいました。
でも・・・中庸は本当に大切なんですよ。

次回も引き続きお話ししたいと思っていますが、体調の都合で少しお時間をいただくかもしれません。

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